(story) 国際結婚のスタートは劇的に。

~結婚関係の在留申請に関しての思い~

最初の業務は、国際結婚がらみの在留申請だった。
彼らはすでに婚姻手続を済ませていて、ご主人が本国に帰国していたので、配偶者としての呼び寄せを奥様(日本人)が希望していた。

「国際結婚したので夫のビザをとっていただきたいのです。」

’国際結婚’という響きは、胸をときめかせると思った。
この人たちが、日本で幸せを描いていけるスタートに関われることを光栄に思った。
そして、一日も早くご主人と生活を始めたいという思いで書類を集めておられる女性はとてもキラキラしていた。

結婚に関係した在留資格を得ようとする場合、あるいは、国際結婚手続(国籍の異なる人通しの婚姻手続き)を行おうとする場合、多くの書類の取り寄せや作成が必要になってくる。つまり、日本人同士が日本国内で婚姻手続きを行って、夫婦としての生活を開始する場合に比べて、’手続き’という「かべ」が二人の前に立ちはだかることが多い。

しかしながら、その「かべ」を超えようとがんばる気持ちは、結婚のスタートを劇的に彩っているようにわたしは感じている。

そして、お二人には「不安」を抱かないようにとアドバイスしたい。

配偶者関係の在留資格は、きめ細かな立証資料の提出で認められる場合がほとんどであるし(申請人自身が問題を抱えていない事が前提だ)、もっともやっかいな国際結婚手続きも順繰りにたどっていけば、必ずゴールがある(法的に禁じられているものは除く)はずだ。

たくさんのカップルの幸せを願いつづけている。







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